『暗殺の森』よかった……
『暗殺の森』よかった……
『火垂るの墓』を兄と妹の擬似夫婦=近親相姦ロマン物語であるとするならば、宮崎駿の「海軍将校の子が死ぬはずない」という指摘も矛盾しない。
VTuberにしろ、アニメにしろ、粗雑で幼稚な紙芝居にあやされなければ生きていかれぬほどに生は悲しいのだなと思う。
すべての理論は陰謀ならざるを得ないとしても、「陰謀」の用法が荒い。あまりしっくりこない。「幻想」でちょうどいいかもしれない。
手直しするつもりはないのでそのまま。
もう魔法使いはおらず、魔法も存在しない。では魔法はいつ消えたのか?→近代化において。ファンタジーはもはや不可能な試みである。
学部生のレポートを乱発したいなと思っていたけど、もうちょっと断片にしてもいいのかもしれない。手探り。
『薔薇の名前』鑑賞。
実在論対唯名論、合理対非合理の構図を引き立てすぎず、たいへん観やすいエンタメになっている。
いまは大岡昇平『小説家 夏目漱石』を読んでいる。よい。『薤露行』を読み返したくなる。
強引にイギリス繋がりでいえば『春にして君を離れ』のレビューを書いています。